「限りない切なさ」 | 色えんぴつの詩

「限りない切なさ」

あたしは 自分の痛みにばかり敏感で


ひとの痛みに気づかない ちっぽけだね


今日 とてもひさしぶりに虹をみたんだ


キレイだった 限りなく切なかった


残しておこうと携帯電話を取り出す


でもやめた そんなの何も意味がないから




そう高くない着心地のいい服を着て


そう高くないぴったりサイズの靴をはいて


出かけよう 


今まで行きたくても行けなかった


そんな場所へ行こう


心を満たしてそして空っぽにして


帰ってこよう




あたしは変わりたいんだ