「チョコブラウニーとマシュマロ」 | 色えんぴつの詩

「チョコブラウニーとマシュマロ」

どんなふうに あなたにどんなふうに


近づくことできるだろう


ほろ苦い感情 まるでチョコブラウニーみたい


遠くから見てるだけじゃ 足りない? 始まらない?




目の前に大きな観覧車


とっさに乗りこんで深呼吸


あれこれ思考を巡らせる


やがては飽きて黙りこむ 


不機嫌な顔がガラスに映る




ゆっくりと動く箱の中 


回転するひとりの世界


空にはマシュマロみたいにおいしそうな雲


「あたしはここだよ」 小さくつぶやいた